さよならのその日まで (kanon文庫)
「ぼくはバカで、売れのこりのまがいもの…?」 恋人ロボットの伊吹は、楽園と呼ばれる大きなショーケースの中で、ご主人様に見初められる日を夢見ている。しかし、買い手が現れず廃棄寸前となった息吹は「売れ残りくん」と呼ばれ、楽園中から蔑まれていた。 廃棄処分当日、伊吹の胸を占めるのは、たった一人優しく名前を呼んでくれた、あの人の存在だった。『大好き』という不具合に怯える、恋人ロボットのピュア切ない短編小説。※SS付き
【美貌の天才デザイナー×崖っぷち恋人ロボット】
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