──別れるって……言う……。

 想像するだけで内臓がひっくり返りそうなぐらい気が重いけれど、生駒の顔を思い出して、これは絶対に必要なことなんだと何度も自分に言い聞かせた。あれから生駒と僕は、クソ寒い中昼休みごとに校舎裏で、こっそり手を繋いでキスをした──。

◆突然連れ去られ凌辱された美しい少年螢と三人の男の物語

<本作K(冬下)は全四巻の最終巻です>

あらすじ:契約彼女である杏奈を利用し、恋人となった篠田と密かに逢瀬を重ね愛される螢だったが、社会的に高い地位を持つ篠田とただの高校生である自らの不釣り合いに尽きない不安を抱え、姉への強い罪悪感にも苛まれていた。そして、親友の生駒に胸の高鳴りを覚え、些細なやり取りに安らぎを感じては戸惑っていた。

「好きだよ、お前も俺を好きだろ」

ある出来事をきっかけに生駒から真っすぐな想いを打ち明けられた螢は、思い悩んだ末、とうとう篠田との別れを決意する。

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  • gina(著)しんかわさよ(イラスト)
  • 2020/04/22
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