「楽園の家」と呼ばれるカルト教団で育った青年、エリス・アボット。市立図書館で働く彼は、ある日新規利用者としてやってきたブラッド・ダニエルズと出会う。彼はエリスを教団にいた頃の名前「ディア」で呼び、自分は同じ教団で育った「クロウ」だと名乗った。クロウはかつて、エリスとつらい日々を支え合った誰より大切な「仲よし」だった。惹かれ合い、愛し合うようになるふたりだったが、ブラッドはあるリストをエリスに見せる。そこに記されていたのは、「楽園の家」元信者たちの現住所だった……。過去と現在が交錯する、ミステリアス・ラブストーリー。ストーリー上欠かせない性愛描写があります。
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- かがちはかおる(著) 松本コウ(イラスト)
- 2022/2/10
- 500
- 対象