山道で迷った馬の神、ソウゼン。
迷った先の山中で、小さな池のほとりに立つしだれ桜の大木を見つけた。
桜の見事さに動けずにいると、突風が吹いて桜の花びらが舞い上がり、その中心から華奢な青年が現れる。青年は、自分のことを「桜の精霊だ」と名乗った。
桜の季節に出会った二人は恋に落ちるが、実は、桜の精霊は桜の花が咲く季節にしか顕現することができず……。
会いたい時に会えない、季節に切り離される切ない恋のお話。
馬の神様×桜の精霊
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- 椿朝子 (著), もりのはな (イラスト), 三谷玲 (編集)
- 2022/04/06
- 270円
- 対象