BL小説の記事一覧
猫科の獣人ギルバートは、エマーソン家に仕える執事である。エマーソン家の次男、アルフォンスとは幼い頃から兄弟のように育ってきた。20歳になったアルフォンスは、頻繁に見合いをさせられている。Ωであるアルフォンスは、エマーソン家のためにも地位の高...
王室直属騎士団長のウェインと王太子のオリヴァーは、幼い頃から共に育ってきた幼なじみ。ウェインはオリヴァーに恋心を抱いているが、それは決して口にしてはいけない。しかも、オリヴァーはウェインの育ての親であるシドナムと関係を持っている。敵わぬ恋心...
エリオットは、エリオットとして生きていた。しかしある人物の姿絵を見て名前を聞いた瞬間、熱を出して倒れてしまう。まさに前世を思い出した瞬間だ。ここは、前世で最期に読んだ小説『王立学園物語~運命の君と恋をする~』の世界だと気付いたのだ。ならば自...
聞こえず、話すことが出来ないから、家を出されるのだろうか。口に出来ない思いに蓋をして、アシュリーは父である男爵の言いつけ通り、馬車に乗り込む。十六年過ごした生家を離れて、婚約をするために辺境の地へ赴くのだ。幼き頃から約束されていたホールデン...
ヘタレ攻め×誘い受け。中学で出会った幼なじみの浅井寛人(あさいひろと)と伊能智哉(いのうともや)。高校で恋人としてつき合い始めたけれど、大学で寛人は大阪を出て東京に行き、遠距離になってしまう。ここ数年は仕事が忙しくて、会うのはホテルだけ。恋...
吸血鬼(200歳)×バックパッカー(21歳)スペイン旅行中の宮本ルカは、スリに突き飛ばされて居合わせたフェルナンにケガをさせてしまう。ケガのお詫びに手伝いに来てと連れていかれたのは中世の領主の館で、ルカはそこでレオンとディエゴに出会う。三人...
オレたちは、自分の弱さと生きていく。 人生勝ち組大学生の亮輔は、憧れていた投資サークルの先輩から、夏休みの間だけ遺跡発掘のアルバイトを頼まれる。発掘現場で待っていたのは、濃すぎるおじさんたちの世界だった。 その中でセンセイと呼ばれる、若い作...
時は江戸。 江戸には実在しなかった、オメガバース。 そんなオメガバースが存在する「もしも」の世界を描く、第二弾。 江戸の町に、藤十郎(とうじゅうろう)という青年が鳶として暮らしていた。 藤十郎の住む江戸では、男女の性のみならず、雌雄の性とい...
時は江戸。江戸には実在しなかった、オメガバース。そんなオメガバースが存在する「もしも」の世界を描く、第二弾。江戸の町に、藤十郎(とうじゅうろう)という青年が鳶として暮らしていた。藤十郎の住む江戸では、男女の性のみならず、雌雄の性という別の性...
『おねが、おねがい…も、じら…さないでぇ』 軽い気持ちでインした仮想恋愛遊戯空間で、まさか、こんなことになるなんて。 浮気上等、仕置き相当とジャッジされて拘束具(ツータ)を使った辱めプレイが始まる。 こんなのいやだと思っているのに身体は違う...
会計士の野上知晴は凪のような生活を送っている。それなりに仕事に忙しく、面倒にならない程度に遊んで、でも基本的にはひっそりと。三年前に別れた元恋人、行政書士の徳永新に「離婚したんだ」と告げられるまでは。真剣な交際を求めてくる徳永とは再燃までは...
『俺の中に、もう一人の私。本当の俺はどっちだよ!?』高校二年。青春真っ最中の安芸昴には、同じ年で幼馴染みの可愛い恋人・折原湊斗がいる。昔から仲良しで一緒に過ごしてきた湊斗と過ごす時間は、気楽でリラックスできる時間だった。順調に交際してきたは...
今日は仕事納めの大掃除。工場勤務と事務所勤務、長らく同じ会社に勤めているのに初めて顔を合わせた二人が秒で恋に落ちた、というか欲情した。「その綺麗な顔を、いやらしく歪ませたいです。腰が立たなくなるまでめちゃくちゃに抱き潰したいです」カタブツ朴...
キスをテーマにしたライトBL キス止まりの短編三作 ・ヌガー・キス/男子高校生二人 ・王様ゲームは禁止です/社会人同僚同士 ・重ねた唇が心を語る/年下の従弟と後ろめたい社会人 この作品はライトBLレーベル天色文庫<アズール>に参加して...
破天荒な第二王子(パンツずり下げられた人)×庶民派貴族で薬師(パンツずり下げた人)+にゅるにゅる(スライム)ハロウィンナイト────サウィンの夜会で、底辺貴族で薬師のエイダラ・カヌッセモアは王子のパンツをずり下げた。いきなり何を言っているん...
人と“人でないもの”が存在する世界に暮らす、流星射手(ながれぼしいて)。 人間と空に輝くお星さまの間に生まれた彼は、見た目は普通の人間と変わらない。ただ一つ、股間にぶらさがるアレが星の形をしていること以外は。股間に強烈なコンプレックスを持つ...
「聖也さん、僕を調教してくれませんか?」 「はああ? ちょ、おい! 正臣、こいつ何言って……」 酒が入ってフワフワとしていた感覚は、真琴の発言で一気に消え失せた。ゆったりとしていた部屋の空気が変わる。完全に身を預けていたソファから聖也ガタ...
馬鹿みたいに優しいこの男は、おれを独占する(「独占」) 繊細なあなたが大好きだ。大事な人だけ守るんだよ(「局地的ヒーロー」) 夏の終わり、避暑地にある、とある宿での一幕(「夏の終わり」) くそ暑いさなか何故だか始まったボール遊び(「炎天下の...
宝暦十二年・江戸。駕籠かき駿河屋の三男・清吉(せいきち・十八歳)は、血の繋がらない次男の周(あまね・二十一歳)に密かに想いを寄せていた。ある日、ひょんなことから伊丹屋が無頼の輩に絡まれているのを助けた清吉と周は、伊丹屋の一人娘・おふうの用心...
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